この記事の結論まとめ
- 弱点①初期費用が高い:給湯器の中では本体価格が最も高め(エコキュートの倍以上のことも)。
- 弱点②設置スペース:発電ユニットと貯湯ユニットの2台分のスペースが必要。
- 弱点③ガス併用が前提:オール電化の家には不向き。ガスの契約・基本料金がかかる。
- 向く家:ガス併用で電気をよく使う家。発電で買う電気を減らしたい家。給湯省エネ補助の対象。
エネファームの主なデメリット
「家で発電できる」強みを持つエネファームですが、コストや設置面の弱点も理解して選びましょう。
| デメリット | 内容 | 対策・考え方 |
|---|---|---|
| 初期費用が高い | 給湯器の中で本体価格が高め。エコキュートの倍以上になることも | 給湯省エネ補助を活用。光熱費削減と合わせて長期で判断 |
| 設置スペースが必要 | 発電ユニット+貯湯ユニットの2台を屋外に設置 | 設置場所・搬入経路を事前に確認 |
| ガス併用が前提 | ガスで発電するため、オール電化の家には不向き | ガス併用住宅かどうかで適否が決まる |
| 発電量・お湯の量に限り | 発電は一定量で、使い方によっては効果が想定より小さいことも | 電気・お湯をよく使う家庭ほど効果が出やすい |
| メンテナンス | 発電機器のため定期的な点検・部品交換の考慮が必要 | 保証・メンテ内容を契約前に確認 |
エネファームは家で発電する分、電力会社から買う電気を減らせるのが強みです。電気代が高騰している今、電気をよく使う家庭ほど発電のメリットが効きます。逆に電気の使用量が少ない家では、高い初期費用に見合いにくいことがあります。給湯省エネ補助で初期費用を抑えつつ、10年単位の光熱費で判断しましょう。
向く家・向かない家
向いている家
- ガス併用住宅で、電気をよく使う家庭。
- 発電で買う電気を減らし、電気代高騰に備えたい家庭。
- 設置スペースを確保でき、初期費用を長期で回収する目線を持てる家庭。
向かない(慎重に検討したい)家
- オール電化の家(ガスがない家には不向き。エコキュート等が候補)。
- 電気の使用量が少なく、高い初期費用に見合いにくい家庭。
- 設置スペースを確保しにくい家。
後悔しない選び方
- わが家の熱源を確認:ガス併用ならエネファームも候補、オール電化ならエコキュート等が基本。
- 初期費用と光熱費を長期で比較:本体価格は高めだが発電で電気代を抑えられる。10年単位の収支で判断。
- 給湯省エネ補助の対象か確認:エネファームは補助額が手厚めの傾向。見積もり段階で対象機種か確認。
- 工事・契約の前に申請:補助金は着工前申請が原則。自治体の独自補助もあわせて確認。
よくある質問
エネファームは結局お得ですか?デメリットが気になります。
ガス併用で電気をよく使う家庭には向いており、発電で買う電気を減らせるため電気代高騰への備えになります。一方、本体価格が高め・設置スペースが必要・オール電化の家には不向き、という弱点があります。電気の使用量が少ない家では高い初期費用に見合いにくいことも。給湯省エネ補助で初期費用を抑えつつ、10年単位の光熱費で総合的に判断しましょう。
エネファームとエコキュート、どちらがいいですか?
家の熱源で大きく決まります。オール電化(ガスなし)ならエコキュートが基本、ガス併用住宅ならエネファームも候補になります。エネファームは発電できる強みがある一方で本体価格が高く、エコキュートは比較的安価で電気でお湯を沸かします。初期費用の安さを取るか、発電による電気代の安さを取るかで選ぶとよいでしょう。両者の違いは給湯器の選び方の記事でも解説しています。
エネファームに補助金は使えますか?
はい。国の給湯省エネ事業でエネファーム(家庭用燃料電池)が補助の対象で、給湯器の中でも補助額が手厚めに設定される傾向があります。さらに自治体が独自の補助を出している場合もあります。補助には対象機種の要件があり、工事・契約の前に申請するのが原則です。お住まいの自治体の制度は当サイトの自治体ページでも確認できます。
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