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外壁・屋根リフォームに補助金は使える?2026年最新の対象工事・条件をやさしく解説

2026/06/25 更新 ・ 出典は記事末に明記

外壁の塗り替えや屋根の修繕は、100万〜200万円以上の大きな費用がかかることが多いため、「少しでも負担を減らせる補助金はないの?」と気になりますよね。結論から言うと、単に「色あせてきたから見た目をきれいにするために塗り替える」という目的だけでは補助金は使えません。しかし、「断熱(省エネ)」や「耐震・防災(安全対策)」といった目的のある工事を組み合わせることで、国や自治体から手厚い補助金を受け取ることが可能になります。2026年現在の最新の条件と賢い進め方をやさしく整理しました。

この記事の結論まとめ

先に要点だけ
  • 補助の基本ルール:「見た目をきれいにするだけの塗り替え」は対象外。ただし、外壁・屋根の断熱改修、遮熱塗料の使用、屋根の軽量化、アスベスト除去などの特定の工事を含めれば補助対象になる。
  • 使える主な制度は?:窓や壁の断熱と合わせた国の省エネ補助金のほか、地域の気候や防災計画に合わせた「自治体独自の住宅リフォーム補助金」が狙い目。
  • もう一つのお得:補助金とは別に、一定の耐震・省エネリフォームを行うと所得税が安くなったり、翌年の固定資産税が減額されたりする「リフォーム減税」も併用できる。
  • 最大の注意点:どの制度を利用する場合でも、必ず「工事の契約・着工の前」に事前申請が必要。順番を間違えると1円ももらえなくなる。

「塗り替えそのもの」は対象になりにくい理由

国の補助金や自治体の助成金は、単に「経年劣化による見た目のリフレッシュ」という目的には予算を出しません。公的な資金による支援は、「日本の住宅の省エネ性能を高めて温暖化を防ぐ(カーボンニュートラル)」、あるいは「地震や台風に強い家にして街の安全を守る(耐震・防災)」といった、政策的な課題を解決するリフォームに対して交付されます。

そのため、外壁・屋根リフォームで補助金を受け取るためには、工事を行うタイミングで「断熱材を入れる」「遮熱塗料を選ぶ」「重い瓦から軽い屋根材に変える」といった、国や自治体が応援している機能(工事内容)をプランに組み込むことが絶対の条件となります。

外壁・屋根リフォームで補助金の対象になりやすい4つのケース

外壁や屋根の工事の中で、補助金の対象として指定されやすい代表的な工事内容と主な支援制度をまとめました。

工事の内容対象になりやすい理由主な制度の方向性・目安
外壁・屋根の断熱改修壁や天井裏に断熱材を追加することで、家全体の断熱性が上がり省エネになるため国の省エネリフォーム補助金(住宅省エネ2026キャンペーン等)、自治体の断熱補助
遮熱・高反射塗料の使用太陽光の熱を遮って室温の上昇を抑え、夏のエアコン代(電気代)を削減できるため自治体独自の環境・エコリフォーム補助(外壁塗装の補助金として最も一般的なケース)
屋根の軽量化(耐震)従来の重い和瓦から軽量なガルバリウム鋼板等へ葺き替えることで、地震時の建物の揺れや負担を減らせるため自治体の耐震改修補助、耐震リフォーム助成
アスベスト含有屋根の除去古いスレート屋根等に含まれるアスベストを適切に処理し、近隣や居住者の健康被害を防ぐため自治体独自のアスベスト除却補助、空き家解体・改修助成

注意点金額や条件、対象となる塗料の基準(遮熱性能の指定など)は制度や自治体ごとに大きく異なります。実際のプラン作成時には必ず最新の公募要領を確認してください。

補助金を確実に獲得するための確認の手順

外壁・屋根工事で損をしないためには、施工会社にプランを作ってもらう初期の段階から、次の4つのステップに沿って確認を進めるのが鉄則です。

STEP1:工事の目的(要素)を整理する

リフォーム会社へ「補助金を使いたい」と事前に伝え、見積もりの中に「断熱材の施工」や「遮熱塗料の使用」、「耐震性を高める屋根の葺き替え」などが含まれているかを確認します。

STEP2:国の省エネ補助の対象か確認する

窓リフォーム(内窓設置など)などと合わせて家全体の本格的な断熱改修を行う場合、国の省エネ補助金の対象になることがあります。大規模な省エネ改修を予定している場合は、住宅省エネキャンペーンの登録事業者に相談してみましょう。

STEP3:自治体独自の補助金を最優先で調べる

外壁・屋根リフォームは、国よりも自治体(市区町村)ごとの独自支援が非常に多い分野です。「市内の施工業者を使って遮熱塗装をするなら最大〇万円を補助」「屋根の耐震軽量化工事に最大数十万円を助成」など、地域限定のユニークな制度がたくさんあります。当サイトの「自治体で探す」機能を使い、地元の最新情報を真っ先にチェックしてください。

STEP4:必ず工事・契約の「前」に申請する

補助金をもらうための最大の落とし穴がタイミングです。すべての公的補助金は、工事の契約を交わし、足場を組み始める(着工する)前に事前申請を行うことが義務付けられています。工事中や工事が終わった後から領収書を持って役所へ行っても、絶対に受け付けられません。

知っておきたい「リフォーム減税」との組み合わせ

外壁や屋根の断熱リフォームや耐震工事を行うと、補助金(現金がもらえる仕組み)とは別に、支払う税金を直接安くしてもらえる「リフォーム減税」を合わせて活用できます。

  • 所得税の税額控除:工事にかかった標準的な費用の10%(上限額あり)が、リフォームを完了した翌年の確定申告をすることで、その年の所得税から直接マイナスされて手元に戻ってくる
  • 固定資産税の軽減:耐震基準を満たす工事や一定の省エネ改修を行う場合、リフォーム完了から原則3か月以内に役所(資産税課など)へ申告することで、翌年分の建物の固定資産税が3分の1〜全額(期間限定)減額される特例もある
💡 補助金と減税の重複調整に注意

補助金を受け取っている場合、減税の計算ベースとなる工事費用から補助金分を引き算するルールがあるため、確定申告時には施工会社や税理士にアドバイスをもらうと安心です。

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よくある質問

外壁塗装に一般的な補助金は使えますか?

単に外壁をきれいにする目的の塗り替え(一般的なペンキによる塗装)では、国や自治体の補助金の対象にはなりません。ただし、使用するペンキに「遮熱塗料」や「高反射塗料」といった室温上昇を抑えるエコ機能を持ったものを選ぶことで、多くの自治体が実施している独自の環境リフォーム補助金の対象にすることができます。お住まいの市区町村にこうした制度があるか事前に確認しましょう。

屋根の工事で補助金が出るのはどのような場合ですか?

屋根の裏側に断熱材を敷き詰める「断熱改修」、地震時の建物の揺れを抑えるために重い瓦屋根を軽い金属屋根にする「軽量化(耐震補強)」、あるいは古い屋根材に含まれる「アスベストの除去・処分」など、省エネや防災・安全対策の明確な目的がある工事を行う場合に補助金が出やすくなります。

国の補助金と地元の自治体の補助金は、どちらを使うのがお得ですか?

窓リフォームなどと連動した本格的な断熱改修であれば「国の省エネ補助金」が手厚い傾向にありますが、外壁の遮熱塗装や屋根の軽量化・アスベスト除去などは「自治体の独自補助金」が中心となります。これらは対象となる工事や部位が重複していなければ、両方を組み合わせて併用できる場合もありますので、初期の見積もり段階から施工会社にどちらの制度が使えるかまとめて試算してもらうのがおすすめです。

お住まいの自治体で使える制度を探す

補助金は国の制度に加え、市区町村ごとの独自制度を併用できることが多くあります。 下記の都道府県、または検索から、お住まいの自治体で使える制度をご確認ください。

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出典: 国土交通省「既存住宅の省エネリフォーム支援」、各自治体の環境保全課・建築指導課等の公表案内をもとに一般的な事例を整理(個別の塗料や建材の型番が基準を満たしているか、地元の最新の予算残り状況、必要書類の具体的な様式などについては、必ず公式ウェブサイトや施工を依頼するリフォーム会社にご確認ください)